2009春夏 オーダースーツ NEW MODEL

名古屋オーダースーツ粋ブログを御覧頂き有難うございます。
2009春夏、オーダースーツでNEW MODELがデビューします!!
従来のモデルをベースにしつつ、より時代性を取り入れたモデルです。
では、早速、NEW MODELの特徴を御紹介させて頂きます。


①ラペル(衿幅)の変更
写真・右が、当店のクラシックモデルです。
NEW MODELのコンセプトは、クラシコモーダ。
クラシックな趣を残しながらも、ほのかにモードなテイストを取り入れたいという意向です。
スーツの顔とも言うべきラペル幅の変更は欠かせません。
クラシックモデルより1.3cm細く仕上げて、モダンな香りを取り入れました。


②ゴージ位置を変更
ジャケットの上襟と下襟の縫い合わせ部分をゴージといいます。
このゴージの位置もスーツの表情には、大きな影響を与えます。
最旬のモードブランドは、極細ラペルでゴージ位置が低い傾向にあります。
しかし、それでは大人が着るジャケットとしては、やり過ぎ感が否めません。
今回のNEW MODELでは、ゴージ位置は下に変更をしました。
あくまでも、モードテイスト取り入れる程度なので1cmの変更に留めてあります。
ゴージ位置の変更に伴い、ボタン位置を1cm下げバランスを取りました。


③袖幅の変更
ここまで、衿幅を細く・ゴージを低くし、見た目の印象も随分とシャープになってきました。
全体のイメージを崩さないように、クラシックモデルより1cm細く仕上げました。


④ジャケットの前下がりを変更
ジャケットは、後ろ(バックレングス)よりも、フロント(前丈)の方が長く出来ています。
このフロント(前丈)が短くなると、全体の印象は、驚くほど垢抜けて見えるものです。
クラシックモデルより0.5cm短めの設定です。

⑤パンツのシルエット
パンツのシルエットは、一から見直しをしました。
履く人をスタイル良くみせ、尚且つ履きやすいパンツとは、どんなものかを考えて改良しました。
まず、座った時のもたつきを解消する為、股上は1cm浅くしました。
窮屈感がでないように、後ろ股上は十分にとってあります。
パンツ全体のシルエットは、より、ストーレートになるように変更しました。
渡り幅・ヒザ幅を1cm細く仕上げ、スソ幅は逆に1cm広げてあります。
これで、ヒザから下は真っ直ぐと落ち、美脚効果の得られるシルエットに変更しました。
従来のクラシックモデルと比べ、フィット感に変化は有りません。
ここは、皆様の体型・お好みを考慮して調整をさせて頂きます。
ややモードなテイストを含ませたNEW MODEL。
今シーズントレンドの光沢生地には、相性抜群かと!!
また、クラシックなグレンプレイドなどの生地でお仕立て頂いても、「モダンクラシック」な1着に!!
今シーズンのNEW MODEL、多くのお客様にお気に召して頂けるのではないかと思います。
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2009/03/09 Mon. 18:04 |
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