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名古屋 オーダースーツ 粋 / Bespoke Tailor

副資材を極力省いた軽快感。柔らかなシルエット。色気あるしなやかな仕立て。熟練の職人による丁寧な仕立てと美しい縫製。 ナポリスタイルをモダンにアレンジした見た目・着心地の柔らかなオーダースーツをご提案します。

お客様拘りのスーツ S様<LEARBROWNE&DUNSFORD> 

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名古屋オーダースーツ粋ブログを御覧頂き有難うございます。

お客様拘りのオーダースーツを御紹介します。
S様の洋服に対する情熱や拘りは、粋のお客様の中で間違いなく1番です。
今回もS様から御注文を頂き、その仕上がり具合には強烈なオリジナリティーを感じました。

お選び頂いた生地は、英国ミルのLEARBROWNE&DUNSFORDリアブラウン&ダンスフォード
22ミクロンの太い原毛を使用した、465グラムという昔ながらのウエイトで織り上げた生地です。
まさに、英国テイストがビンビン伝わってくる生地です。

以下、拘りポイントを御紹介します。


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ポイント① ラペル幅(衿幅)の変更
 写真・右がサンプルで元々の衿幅です。
 スーツ全体の表情を左右するラペル幅の変更は重要です。
 英国臭の強い生地をお選び頂きましたので、衿幅を細くして色気を注入です!!
 変更幅は6ミリ細く。


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ポイント② 袖幅の変更
 写真・右がサンプルで元々の袖幅です。
 さすがS様です。普通は見落とされがちな袖幅変更をバッチリおさえていらっしゃいます。
 スタイリングに優れたスーツは必ず袖のラインがすっきりしているものだと、私も気がつくことができました。
 調整幅は5ミリ細く。袖口だけでなく全体をすっきりさせる為、二の腕部分から調整しました。


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ポイント③ ボタン位置・ポケット位置の変更
 Vゾーンの印象に大きな影響を与えるのが、ボタン位置です。
 最近の傾向として、モードブランドに代表されるようにボタン位置は下がりつつあります。
 S様の選択は、1cm上に移動。よりクラシックな趣に。
 Vゾーンが狭くなる分、衿が強調され過ぎないように衿幅を細くしてバランスをとっていらっしゃいます。
 まさに、「モダンクラシック」という仕上がりですね!!
 
 バランスをとって、胸のバルカポケットを0.3cm上に移動。  
 脇のポケットも同様に上に移動しました。


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ポイント④ 前下がりを修正
 ジャケットをハンガーに掛けたシーンを想像してください。
 ジャケットの前は後ろに比べると下がっていますよね。これを前下がりといいます。
 
 今、ジャケットの着丈は短めが旬です。ヒップが隠れるかどうかといったところでしょうか。
 この着丈に気を配る方は多いと思いますが、短くしたはずなのに仕上がってみたら思ったほど
 短くなっていなかった・・・、そんな経験はないですか?? 

 その原因は、前下がりが強すぎるからです。
 着丈を短く見せ、洗練された印象に仕上げるには前下がりを詰めるのが有効です。
 あまり知られていない裏技ですが、これが効くんです!!
 
 S様の場合、1cm詰めのご指定を頂きました。


 まだまだ多くの拘りポイントが有りますが、大まかにご案内するとこんな具合です。
 男の服は変化が少ない分、拘り次第で何処にもないオリジナリティーを出すことが可能であると
 S様から教えて頂けたような気がします。


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2009/02/11 Wed. 13:15 | trackback: -- | comment: -- | edit