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名古屋 オーダースーツ 粋 / Bespoke Tailor

副資材を極力省いた軽快感。柔らかなシルエット。色気あるしなやかな仕立て。熟練の職人による丁寧な仕立てと美しい縫製。 ナポリスタイルをモダンにアレンジした見た目・着心地の柔らかなオーダースーツをご提案します。

シューケア情報 [靴クリームのお話] 

オーダーシューズ
名古屋オーダースーツ粋ブログを御覧頂き有難うございます。

今日から新企画の「シューケア情報」をお届けしたいと思います。

日本の靴文化の歴史は浅く、特にシューケア(靴のお手入れ)に関する情報や知識は、
一般的には、あまり知られていないのが現状です。

その為、簡易性ばかりが強調され「塗るだけでツヤが出る」・「スプレーするだけでOK」といった
インスタントな商品が基本アイテムかのような、おかしな風潮がまん延しています。

靴は暮らしに欠かす事のできないもので、毎日履くものだから大切にしたいものです。
おしゃれは「足元」から始まります。せっかくのセンスの良いファッションも靴が汚くては台無しです。
是非、正しいシューケアで、小粋でさりげないおしゃれを演出して下さい。




シューケア情報
靴クリームのお話
「ビン入りの物と缶入りの靴クリームでは、どちらが良いの?」
お客様からよくこんな質問を頂きます。

今回は靴クリームの中で、最もポピュラーな「乳化性(ビン入り)クリーム・油性(缶入り)クリーム」
について説明させて頂きます。


昔、英国ではバッグ保護の為に「ロウ」を塗っていたと言います。
しかし、「ロウ」は水をはじくが革が硬くなり、ひび割れが生じる。
そこで、次は革の保護の為に「油」を加えた。
これが「油性クリーム」の始まりと言われています。


そうだ!!革には水分が必要なんだ・・・ということに気がつき、
油性クリームに「水」を加えることを考えた。
こうして「乳化性クリーム」が誕生したというわけです



乳化性クリーム
成分は「油」・「水」・「ロウ」。
「水と油は混じらないのでは?」その通りです。しかし、混じった状態を作り出すのは容易です。

家庭でよく使うドレッシング。油は上に分離しています。
ガシャガシャ振れば、油は水に混じりますが振るのを止めるとすぐに元に戻ります。

ここで「乳化剤」(台所洗剤の成分)を加えて振ってみると、振るのを止めても元に戻りません。
これを「乳化」と呼び、水の中に油が散っている状態です。
「乳化性クリーム」は、この状態でビンに入っています。

このクリームは「」が入っているのが大きな特徴です。
靴の手入れに必要な水をはじくロウ」・「革を保護する油」・「ひび割れを防ぐ水が入った、
理想的なクリームです。



油性クリーム
「ロウ」に油を溶かしたもの。(KIWI<キウイ>クリームが代表的)
簡単に言うと、「ロウ」の塊です。

こればかり使用すると革に栄養と水分が補充されず、
通気性も悪くなり靴はひび割れをおこします。



では、ビンと缶 どちらが良いのか?
栄養を与えるという意味で、欠かす事の出来ない「乳化性クリーム」をベースにするのが得策です。
強い防水力・ツヤが欲しい時、雨の降りそうな日などに「油性クリーム」を併用するのが理想です。

「クリーム=油性」と思われがちですが、ビンと缶では用途が全く異なります。
是非、状況に合わせて使い分けをして下さい。



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2011/05/22 Sun. 18:45 | trackback: -- | comment: -- | edit