拘りのモノ作りの裏側を御紹介します / 衿入れ&見返し据え&中間プレス

名古屋オーダースーツ粋ブログを御覧頂き有難うございます。
今日は、衿入れと見返し据えの様子を御紹介させて頂きます。
こちらは、衿入れの作業の様子です。
このアクリル板には、衿型が書いてあります。
規定値内の基本的な衿は、これを元に作っていきます。
極端に細いラペルや太いラペル、衿の鎌カーブを変更したり、特殊なデザインの場合はこの限りではありません。
その場合は、一つひとつ型紙を作成して対応しています。

こちらは、見返し据えを終えた状態です。
見返しとは、スーツの前身頃の内側(裏側)のこと。
芯据えされた前身頃と見返しを糸で躾ける工程を見返し据えと言います。
綺麗なラペルのロールを形作る非常に重要な作業です。
より滑らかで理想的なロールが出るよう、素材によって微妙にゆとり寸法を変えて据えつけていきます。


見返し据えが終わったら、中間プレスです。
これで、芯と見返しと身頃を一体化させます。
少しずつ、スーツの形になってきました。
続きは次回、お話させて頂きます。
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2015/07/19 Sun. 18:12 |
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